沖縄本島南部と宮古、八重山など離島を抱える衆院沖縄4区は、届け出順に、自民前職で沖縄担当相の西銘恒三郎氏(67)、立民新人で元那覇市議会議長の金城徹氏(68)が立候補した。離島振興や農業など産業政策に有権者の関心が高く、2氏は選挙戦で独自の施策を訴える構えだ。
◆西銘氏「自公連立で暮らし守る」
西銘氏は豊見城市名嘉地交差点で第一声を上げ、「コロナ対策を徹底し私たちの暮らしを守る。自民、公明の連立政権でなければできない」と強調した。
◆金城氏「辺野古認めてはならぬ」
金城氏は豊見城市翁長北交差点で出発式を開き、「辺野古新基地建設を認めてはならない。県民の7割以上が辺野古新基地建設は認めていない」と訴えた。
立候補者の略歴は次の通り。
西銘恒三郎(にしめ・こうさぶろう) 1954年8月7日生。那覇市出身。上智大卒。前職、現沖縄担当相。
金城徹(きんじょう・とおる) 1953年9月19日生。那覇市出身。名古屋工学院専門学校卒。元那覇市議会議長。
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