「新基地建設反対は揺るがない」オール沖縄会議がオンライン集会


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新基地建設阻止に向けて頑張ろう三唱するオール沖縄会議の関係者ら=6日、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄会議」は6日、辺野古の浜のテントで月1回のオンライン集会「ブルーアクション」を開いた。衆院選の結果に触れつつ「基地をつくらせないとの民意は揺るがない」と強調し、来年の名護市長選や知事選に向けて改めて団結を誓った。

 雨天の中、約160人が集まった。糸数慶子共同代表は「衆院1・2区では勝利した。(普天間飛行場の危険性除去は)辺野古以外ないという強い思い込みの自公政権に対して、県民の思いはそうではない。ここを出発点に新たに運動を展開しよう」と呼び掛けた。

 玉城デニー知事から「今後も政府に対し、辺野古移設の断念と対話によって解決策を求める民主主義の姿勢を求める」などとするメッセージが寄せられた。

 衆参国会議員や県議、市民団体の代表ら14人が演説し、集会の様子が生配信された。県内外でスタンディング行動も展開された。


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