軽石、宮古島にも漂着 漁港やビーチに押し寄せ


この記事を書いた人 Avatar photo 慶田城 七瀬
浦底漁港の沿岸で帯状となって漂う軽石とみられるもの=20日午前11時45分、宮古島市城辺福里

 【宮古島】小笠原諸島の海底火山噴火の影響とみられる大量の軽石が沖縄県内に漂着している問題で、20日午前、宮古島に軽石とみられるものが漂着した。

>> 動画「宮古島に漂着した軽石」はこちら。  

 宮古島市城辺福里の浦底漁港で、軽石とみられる数メートル四方の帯状の固まりが海面を漂っている。

 漁港に隣接するビーチでは最大で1cmほどの軽石が打ち寄せられている。

 軽石の宮古島への漂着について、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)は17日、風の影響が強い場合、早ければ20日前後に宮古島へ漂着する可能性があるとのシミュレーションを発表していた。

浦底漁港に隣接するビーチに打ち寄せられた軽石=20日正午ごろ、宮古島市城辺福里

▼回収した軽石、どう処分する? 仮置き場が課題

▼【水中写真と動画】軽石の層ぎっしり

▼死んだ魚の胃に詰まった大量の軽石…漁業関係者「災害だ」

▼沖縄に漂着した軽石の除去方法は?行政がすべきことは?

▼【動画】押し寄せる軽石…美ら海の異変、ドローンで追う