沖縄県警糸満署によると、24日午後12時30分ごろ、糸満市糸満の双子橋付近で「クジラのような生き物が迷いこんでいる」と帰宅中の住民から通報があった。同市職員によると、クジラは体長約3メートル。美ら海水族館関係者も現場に急行し、確認している。
現場は、糸満市役所近くの入り江の奧、海から約200メートルほど入った橋の下にある水路につながるエリア。近所に住む女性(59)は「約60年住んでいて初めて見た。キーキーとうめくような声を出して、尾びれをばたつかせていた」と話した。女性によるとクジラらしき生き物は午後1時40分ごろに呼吸が止まり動かなくなったという。
女性の娘(30)は「軽石を飲み込んだのかな。生きて救出されてほしいかったけど、動かなくなり悲しい」と声を落とした。
▼「マグロが海に落ちている」ドライブの夫婦が発見、素手で生け捕り