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沖縄ワクチン情報まとめ

ワクチン「3回目からモデルナ」沖縄でも増えそう…なぜ?現場は警戒

 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種で、沖縄にはこれまでに約37万回分の配分が決まり、うち14万回分を米モデルナ製が占めることが厚生労働省などへの取材で分かった。医療従事者などを除く一般向けの使用が見込まれる今年12月~2月の配分量で見ると、モデルナが45%を占める。2回目接種までの配分量では14%にとどまっており、3回目ではモデルナの比率が大幅に増える。市町村の接種でも両ワクチンを使うこととなる見通しだ。

≫【一覧表】ワクチン3回目、市町村どう準備?

 2回目までファイザーを接種した人の一部は、3回目ではモデルナを打つなどの「交差接種」を行う必要が生じそうだ。モデルナの3回目接種での使用はまだ薬事承認を得ていないが、厚労省は1月の配分量をすでに示した。2回目接種までとは異なるワクチンの使用を認める姿勢を示すなど、モデルナの接種拡大は既定路線だ。


 2回目接種までは市町村がファイザー、県の広域接種や職域接種でモデルナを使うといった分担がなされた。3回目では市町村でファイザーとモデルナの両方を使うことが見込まれる。

 ファイザーとモデルナは注射時に希釈する必要の有無や接種量などで違いがある。同一会場・同一時刻に両方のワクチンを接種できるようにすることは、誤接種につながるとの警戒感が強い。厚労省も通知で注意を促しており、市町村の接種枠でも何らかの使い分けを行う必要が生じそうだ。

 県は接種基盤が弱い小規模離島では、どちらか一方のワクチンのみにするなど、市町村と話し合いながら混乱回避策を検討する。

 モデルナは10~20代男性で接種後に心筋炎の症状が出る割合が比較的高いなど、副反応の注意喚起がされている。県の担当者は、当面の需要は「ファイザーの希望が強い」との感触を示しつつ、交差接種について「国から国民に周知、理解してもらう必要がある」との認識を示した。


 

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