プロ野球の今季のタイトル獲得者を表彰するNPBアワーズが15日、東京都内で行われ、パ・リーグの最優秀新人(新人王)にオリックスの宮城大弥(20)=沖縄県宜野湾市出身、興南高出=が選ばれた。沖縄県勢では昨年選出された西武の平良海馬投手に続き2人目。
宮城は2019年のドラフトでオリックスから1位指名を受けて20年に入団。1年目途中から1軍に合流し、その年の11月、プロ初勝利を挙げた。2年目は開幕から先発ローテンションの一角として起用され、23試合に登板し13勝4敗の二桁勝利でチームのリーグ優勝に貢献した。
ヤクルトと日本一を懸けた日本シリーズでは2戦目に先発。惜しくも敗れたが、六回1死まではパーフェクトに抑えるなど、八回途中までで1失点と好投した。
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