コロナ急拡大で那覇市立病院が外来停止へ 県立中部病院、赤十字も制限


この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報社

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で6日、沖縄県内の複数の医療機関が一般外来や救急診療を停止・制限すると発表した。

 那覇市立病院は11日から当面の間、全ての診療科の外来診療を原則停止する。不急の検査や手術による入院など診療の一部も制限する。急病センターの診療は継続するが、できるだけかかりつけ医など近隣の医療機関に相談・受診するよう呼び掛けている。診療制限の内容に関する問い合わせは同院(電話)098(884)5111(平日のみ、午後3~5時)。

 うるま市の県立中部病院は、11日から31日まで一般外来を制限し、その間は電話診療などを行う。外来化学療法や放射線治療、輸血、産科は主治医による判断で対応する。

 那覇市の沖縄赤十字病院は7日から11日まで、救急診療の全診療科の患者対応を制限する。
 (吉田早希)


【関連ニュース】

▼医療者感染で220人欠勤…沖縄コロナ「非常事態」迫る

▼沖縄コロナ981人最多 「まん延防止」全県に適用へ

▼尋常じゃない増え方…オミクロン株の特徴は?専門家に聞いた

▼オミクロン猛威の沖縄、医療、学校、成人式はどうなる?

▼ランチでドライブで披露宴で…沖縄のコロナ感染7例