沖縄県の広域センター、3回目接種を64歳以下に拡大 5日から


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 県は5日にも稼働する新型コロナウイルス県広域ワクチン接種センターについて、接種対象を2回目接種から6カ月経過した64歳以下へ拡大する。使用ワクチンはモデルナとなる。医療従事者や福祉施設入所者、65歳以上の一般高齢者を対象としていたが、拡大して接種を促進する。

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 県が3日発表した。センターでも予約を受け付けるため、市町村に対象者への接種券の発送を文書で依頼する。

 1月から高齢者の接種が始まっている市町村では、ファイザー社製を希望する人が多いという。県の糸数公医療技監は「予約状況の偏りで接種時期が遅れる場合は、余裕のある広域接種センターでモデルナを早期に接種することを勧めていきたい」と述べた。(嘉陽拓也)


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