滝本 匠 
【石垣】任期満了に伴う石垣市長選は27日投開票され、現職の中山義隆氏（54）＝自民、公明推薦＝が1万4761票を獲得し、新人で前市議の砥板（といた）芳行氏（52）に2454票差を付け、4期目の当選を果たした。3期12年の実績や新型コロナウイルス感染症対策、経済振興策の訴えが評価された。
投票率は70・54％で、前回市長選を3・01ポイント下回った。
当選した中山氏は「コロナ対策を万全にした上で、（経済回復）事業をしっかりと実施したい」と述べた。2022年度に市内に開設が予定されている陸上自衛隊駐屯地については「市としては配備容認だ」と語った。（西銘研志郎）
中山 義隆氏（なかやま・よしたか）1967年6月生まれ。市登野城出身。近畿大卒。石垣市議などを経て、2010年市長選で初当選した。
【関連記事】
