沖縄の保育施設、250カ所休園 2月の感染高止まり


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 新型コロナウイルス感染症の影響などで2月に休園(一部休園含む)した保育所などの数が累計250施設(暫定値)だったことが7日、分かった。1月の333施設から83施設減少した。感染者数は1128人(児童831人、職員297人)で、1月の1327人(児童754人、職員573人)から減った。一方、第5波で最も多かった昨年8月の766人(児童536人、職員230人)を大幅に上回る状況が続いている。県子育て支援課が7日、明らかにした。

 【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況

 県は、感染力が強いオミクロン株を中心とした感染「第6波」では「感染者数が相当多くなり、園内で(感染が)発生したのか、家庭内など別々のルートから園内に入ってきているのかが分かりづらい状態になっている」と話した。

 放課後児童クラブの休園数は27施設で前月から19園減少。感染者は92人(児童83人、職員9人)で、前月から34人減った。
 (知念征尚)


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