沖縄県は15日、新型コロナウイルスの新規陽性者570人(前日262人)を確認したと発表した。前週火曜日の感染者824人を254人下回った。累計は11万139人となり、11万人を超えた。県内では今月1日に10万人を超えたばかりで、半月で1割増えたことになる。新規クラスターは6例あった。
死者は3人。いずれも石垣市在住で▽90代男性(2月25日死亡確認)▽80代女性(同26日死亡確認)▽90代女性(同28日死亡確認)。県内の死者は累計で433人となった。
米軍関係者の新規陽性者は10人(前日42人)と報告があった。累計は1万1136人。
県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たり新規陽性者数は304.02人で全国平均294.56を上回っている。都道府県別では12位。
1位は東京都で436.48、2位は大阪府の416.46、3位が神奈川県で402.85。
病床使用率は29.1%(前日31.7%)。重症者用の病床使用率は14.9%(同19.5%)。
入院調整中の患者は420人(前日329人)、宿泊施設療養中は516人(同514人)、自宅療養中は3849人(同4009人)、入院中は183人(同199人)で、そのうち重症は前日と同じ2人。療養中の患者の合計は4974人(同5051人)で5000人を下回った。
※いずれも速報値
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