沖縄県は3日、10歳未満から90代までの1067人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者が千人を超えるのは5日連続で、日曜日発表としては1月16日の1224人以来。前週の日曜日より229人増加した。県は、異動に伴う会食が新規感染者を押し上げる一因になっているとして、県民に感染対策の徹底を呼び掛けている。
病床使用率は少しずつ上昇しており、3日時点で27・2%となっている。県の城間敦感染症総務課長は「じわじわ増えているが、(感染は)急拡大という認識ではなく、指標は(県の警戒レベルの)見直し基準には達していない」と述べた上で、引き続き注視する考えを示した。
直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は2日時点で449・26人で全国ワーストが続く。2位は東京都、3位は埼玉県が続いた。在沖米軍関係者は計11人の報告があった。 (中村万里子)
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