NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」28日放送の第14話では、ヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)が、友人の砂川智(前田公輝)の働く「サンセットバーガー」で、幸せそうにハンバーガーにかじりつく場面があります。
米国統治下にあった沖縄では、県民は早くからファストフードに親しみました。沖縄のファストフードチェーン店の老舗といえば「A&W」。こちらは1963年にオープン。それからケンタッキーは1972年12月に、マクドナルドは1976年2月に、ロッテリアは1984年1月に、沖縄に最初の店舗をオープンさせました。
1982年10月の琉球新報では、全国のマクドナルドで1981年の1店あたりの平均売上高が約2億円だったのに対して、沖縄は6店で合計27億円の売り上げているという記事が載っています。以後、ハンバーガーに関する記事が折りに触れて掲載されており、県民のハンバーガー好きが伝わります。