沖縄県は22日、10歳未満から90歳以上までの1750人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。社会福祉施設における感染者数は394人、感染者が出た施設数は127カ所となりいずれも過去最多となった。内訳は、高齢者施設は103カ所で340人、障がい者施設は24カ所で54人だった。
新規感染者を年代別で見ると最多の10歳未満の346人に続き、10代289人、30代281人、40代278人と続く。県全体の病床使用率は48・8%で、圏域別では本島は52・5%、宮古42・4%、八重山は13・6%だった。重症者用病床使用率は23・3%となった。
主な重点医療機関の医療従事者で感染などによる欠勤者は581人。そのほかの病院の欠勤者を含めると県全体で計1030人となった。城間敦感染症総務課長は「感染拡大の勢いは弱まってきているが、新規感染者数は2000人近く出ていて、入院患者も300人を超えている。医療現場は厳しい状況が続いており、引き続き警戒が必要だ」と語った。日曜日のため、米軍関係者の報告はなかった。
(狩俣悠喜)
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