【ちむどんどん第49話】「モー」と鳴く沖縄のパンダ 朝ドラ「ちむどんどん」キーワード集【ネタバレ注意】


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二代目テスリ産業パンダ

 ちむどんどん第49話では、沖縄から上京してきた歌子(上白石萌歌)がようやく体の検査を受けました。どこかふさぎがちな歌子に、幼なじみの智(前田公輝)が「上野動物園にパンダを見に行こう」と声を掛けます。でも歌子はパンダを見に行くことはなく、検査結果が出る日まで姉・暢子(黒島結菜)の部屋で過ごしました。

 根強い人気を誇るパンダ。沖縄では実現こそしませんでしたが、2018年に観光団体を中心に、パンダ誘致の機運が高まったことがありました。でも、沖縄では、クマ科ジャイアントパンダ属のパンダよりも親しまれているパンダがいます。

 そのパンダとは「闘牛」のパンダです。牛の名前は体や角、得意技などから付けられます。そのため、白黒模様の牛の多くが「パンダ」の名前を冠しています。2021~22年の闘牛大会を見ると「勝志勝ヌパンダ」「山里パンダ」「ハーフ金パンダ」「白龍パンダ」など、多くの「パンダ」が活躍しています。

 ちなみに2000年1月1日から2022年6月16日までの琉球新報で「パンダ」という単語が出てくる記事は1676件。そのうち、半数以上の878件が闘牛のパンダに関する記事でした。

>>立ち見も!沖縄で盛り上がる闘牛


>>【まとめ】ちむどんどんキーワード集

▼ちむどんどんってどんな意味?

▼復帰前の沖縄、映画館と遊園地はなかった?

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▼「とうしんどーい!」って何? 沖縄県民には結婚式や旧盆でおなじみの曲

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