【速報】コロナ感染者の情報管理システムに不具合 沖縄では新規の発生届入らず 健康確認にも支障


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沖縄県庁

 新型コロナウイルスの感染者情報を一元的に管理する感染者等情報把握・管理システム(ハーシス)と、感染者自身がスマートフォンなどで健康状態を入力するマイハーシスが不具合を起こしており、沖縄県でも26日午前10時半ごろから、新規感染者の発生届が入らなくなっている。

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 県などによると、26日の新規感染者のうち、電話での健康管理が必要な高齢者や妊婦などのハイリスク者に問い合わせができなくなっているという。そのため、個別の病院から県にハイリスク患者を知らせる電話も入っている。

 ハイリスク者以外にも、新規感染者の健康確認や必要物資の配給、宿泊療養ホテルの調整にも影響が出ており、感染した個人や対応する医療機関からも県に問い合わせがあるという。

 

 

 

 

 

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