沖縄県は27日、新型コロナウイルスの新規陽性者4816人(前日5622人)を確認したと発表した。前週水曜日の5160人と比べ344人減少した。陽性者の累計は33万7944人。病床使用率は87.8%(前日85.3%)、重症者用の病床使用率は43.5%(同40.3%)と、それぞれ上昇している。
米軍関係者の新規陽性者数は57人(前日105人)で、累計は1万9077人。
県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は2233.49人で、124日連続で全国ワーストが続いている。2位は大阪府1555.15人、3位は福岡県1483.97人、全国平均は974.61人。
入院調整中は6838人(前日6308人)、宿泊施設療養中は548人(同519人)、自宅療養中は3万666人(同2万9804人)。入院中は614人(同596人)、うち重症は27人(同25人)。療養中の患者の合計は3万8791人(同3万7396人)。
(いずれも速報値)
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