沖縄県は30日、新型コロナウイルスの新規陽性者5762人(前日5253人)を確認したと発表した。3日連続で5000人を超え、過去最多となった。前週土曜日の5297人と比べ465人増えた。陽性者の累計は35万4401人。7月の新規陽性者数の数は合計で10万人を超えた。
病床使用率は87.2%(前日88.7%)、重症者用の病床使用率は41.9%(同40.3%)となった。
県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は2263.59人で、127日連続で全国ワーストが続いている。2位は福岡1599.48、3位は東京都1596.77人、全国平均は1077.49人。
入院調整中は6305人(前日5742人)、宿泊施設療養中は514人(同518人)、自宅療養中は3万3227人(同3万3181人)。入院中は666人(同678人)、うち重症は26人(同25人)。療養中の患者の合計は4万826人(同4万161人)。
米軍関係者の新規陽性者数は発表がなかった。
(いずれも速報値)
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