沖縄コロナ753人、変異株「ケンタウロス」も初確認(9月15日午後)


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オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 沖縄県は15日、新型コロナウイルスの新規陽性者753人(前日824人)を確認したと発表した。また県内では初となるオミクロン株の変異株「BA・2・75」(通称・ケンタウロス)の陽性者も確認されている。玉城デニー知事がきょう午後4時半から会見し詳細を発表する予定。

 ▼沖縄で変異株「ケンタウロス」初確認 知事がきょう午後会見 新型コロナ

 新規陽性者数は前週木曜日の1027人と比べ274人減少した。26日連続で前週を下回っており、6日続けて1000人を下回っている。陽性者の累計は49万2452人。
 

 病床使用率は39.0%(前日41.3%)、重症者用の病床使用率は31.3%(同27.1%)。

 米軍関係者の新規陽性者数は4人(同19人)との報告があった。陽性者の累計は2万716人。

 県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は398.62人で、全国平均も下回り42位。最も多かったのは鹿児島県で765.99人、2位は宮崎県695.89人。全国平均は494.89人。

 入院調整中は961人(前日1083人)、宿泊施設療養中は219人(同223人)、自宅療養中は5951人(同6150人)。入院中は284人(同298人)、うち重症は15人(同13人)。療養中の患者の合計は7813人(同8158人)。

(いずれも速報値)

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