10月23日投開票の那覇市長選への立候補を表明していた元ボクシング世界王者で会社代表の平仲信明氏(58)が、出馬を取りやめることが22日、分かった。支援していた不動産業などを手掛けるRJグループの一丸秀信会長が明らかにした。22日午後にも平仲氏が文書で発表する予定という。
一丸氏によると、平仲氏は立候補しない理由について「諸般の事情」と説明したという。一丸氏は他の候補を擁立する予定について「現時点ではない」とした。
那覇市長選では「オール沖縄」勢力が擁立する前県議の翁長雄治氏(35)、自民党が推薦する前副市長の知念覚氏(59)も立候補を予定する。平仲氏の辞退により一騎打ちの公算が大きくなっている。
(伊佐尚記)
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