サンエー(宜野湾市、新城健太郎社長)は7日、那覇市おもろまちのサンエー那覇メインプレイスをリニューアルオープンした。9月26日から休業していた食品館は全面改装し、通路が広くなったほか、フルセルフレジを12台導入し利用客の利便性を向上させた。
那覇メインプレイスは2002年開店。20周年に合わせ昨年から衣料館の改装、無印良品の出店とリニューアルを重ねてきた。
今回は一連のリニューアルの総仕上げにあたる。食品館は客の支持が高い精肉コーナーを拡大。冷蔵のオープンケースの高さを高くし、品ぞろえを強化した。ベーカリー「リトルマーメイド」も出店した。
テナントは沖縄初出店が雑貨「ハンプティーダンプティー」、レディス衣料「ウサギオンラインストア」(20日開店)など3店。食品の「久世福商店」、化粧品「コスメキッチン」(20日開店)も出店した。
リニューアルで食品館の売り上げは前年比7%増を目標にする。那覇メインプレイス食品館の大城忠店長は「フルセルフレジの導入で生産性向上とお客様の利便性向上の両方を図っていきたい」と話した。
(玉城江梨子)
【一問一答】決算好調なサンエー、値上げの波どう見る?人件費への対応は
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