空手の喜友名、全日本選手権に出場せず 個人形、10連覇を区切りに アジア大会は出場


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喜友名諒

 東京五輪の空手男子形の金メダリスト喜友名諒(32)=劉衛流龍鳳会=が史上最多の10連覇中の全日本選手権個人形(12月11日、日本武道館)に出場しないことが16日、分かった。関係者によると、昨年達成した10連覇を一つの区切りとし、アジア選手権(12月16~20日・ウズベキスタン)の団体形に照準を合わせている。今後については同大会後に判断するという。

 喜友名は、20年の全日本選手権個人形で前人未到の9連覇を達成し、さらに伸ばしていた。世界選手権は2014、16、18、21年と4連覇中。

 沖縄市出身。1990年7月12日生まれ。170センチ、78キロ。5歳で空手を始め沖縄東中3年時に劉衛流に入門した。興南高、沖縄国際大出。
(金良孝矢)

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