沖縄コロナ343人、前週より35人増 オミクロン変異株4種類を県内初確認(11月18日午後)


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オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 沖縄県は18日、新型コロナウイルスの新規陽性者343人(前日348人)を確認したと発表した。前週金曜日の308人と比べ35人増加した。陽性者の累計は51万4589人。また、オミクロン株の変異株4種類が沖縄県内で初めて確認された。新たにクラスター3例も確認された。

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 県内で初確認されたオミクロン株の変異株は、「BQ.1」、「XBB.1」、「BF.13」、「BL.1」の4種類。衛生環境研究所が定期的に実施しているスクリーニング検査・ゲノム解析で確認された。県では、オミクロン株対応ワクチンの効果が期待できるとして、早めの接種検討を呼び掛けている。 

 病床使用率は12.9%(前日12.9%)。重症者用の病床使用率は12.5%(同12.5%)。

 米軍関係者の新規陽性者は1人(前日1人)との報告があった。累計は2万910人。

 県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は137.41人で、全国47位。最も多かったのは北海道1123.48人、2位は山形県883.11人、全国平均は447.15人。

 入院中は78人(前日78人)、うち重症は5人(同5人)、宿泊施設療養中は145人(同149人)、自宅療養者(推計値)は1822人(同1788人)、療養先調整中は31人(同26人)。

  (いずれも速報値)

 

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