県内の若手起業家ら有志でつくるチーム「PROJECT50」が29日、県庁で発足会見を開いた。日本復帰50年を迎えた沖縄の「復帰100年」を見据えた将来ビジョンを考える場を提供し、生み出されたアイデアを広く発信するのが目的。キックオフイベントとして、12月26日午後6時半~8時半に那覇市の八汐荘でシンポジウムを開催する。
チームは参院選に出馬した古謝玄太さんと、スタートアップ企業で最高執行責任者を務める下地邦拓さんを発起人とした6人で構成。世代や既存の枠組みにとらわれずに幅広い層を巻き込んで、沖縄の可能性追求と課題解決に向けて活動する方針。
下地さんは「横と縦のつながりを広げながら、既定路線ではない形で取り組みたい」と意気込んだ。
シンポジウムの参加費は千円。特別ゲストも招き、稼げる沖縄経済などをテーマに語り合う。定員は100人。後日オンライン配信も予定している。
(大嶺雅俊)
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