沖縄コロナ519人、前週より36人減 5人死亡 オミクロン変異株3種類を県内で初確認(12月2日午後)


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 沖縄県は2日、新型コロナウイルスの新規陽性者519人(前594人)を確認したと発表した。前週金曜日の555人と比べ36人減少した。陽性者の累計は52万638人。5人の死亡が報告された。また、オミクロン株の変異株3種類が県内で初確認された。

 ▼【増えた?減った?ひと目でわかる】新型コロナ最新情報

 オミクロン変異株について県は、オミクロン株対応ワクチンの効果が期待できるとして、早めの接種を検討するよう呼び掛けている。

 亡くなったのは浦添市の90歳以上の女性、南部保健所管内の90歳以上の男性、90歳以上の女性、那覇市の80代男性、60代男性。亡くなった人の累計は820人。 

 病床使用率は26.0%(前日25.4%)。重症者用の病床使用率は16.7%(同23.8%)。

 米軍関係者の新規陽性者は5人(前日3人)の報告があった。累計は2万938人。

 県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は234.36人で、全国47位。最も多かったのは宮城県1081.01人、2位は北海道1078.90人、全国平均は615.30人。

 入院中は166人(前日162人)、うち重症は7人(同10人)、宿泊施設療養中は248人(同243人)、自宅療養者(推計値)は2985人(同3020人)、療養先調整中は46人(同56人)。

 (いずれも速報値)

 

【関連記事】

▼病床50%超で非常事態宣言 コロナ警戒レベル、沖縄県が指標見直し

▼沖縄コロナ、本島と八重山圏域の医療フェーズ上げ(12月1日朝)

▼尾身会長、沖縄県のコロナ対策本部を視察 那覇

▼沖縄、ワクチン広域接種の予約率上昇 11月は83%で9月の2倍超

▼第7波を超える感染拡大も…コロナとインフル同時流行に備えておくべきこと