海上にコテージ23棟!沖縄の無人島に海外富裕層向け高級リゾート ソネバが計画、伊是名・伊平屋島間の具志川島


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ソネバ社がモルディブで運営する「水上ヴィラ」
無人島となっている伊是名村の具志川島=2022年7月13日

 【伊是名・伊平屋】タイとモルディブで高級リゾート施設を展開するソネバグループ(ソヌ・シブダサニ最高経営責任者=CEO)が、伊平屋島と伊是名島の間に位置する無人島・具志川島(伊是名村)に、世界の富裕層向けのリゾート開発を計画していることが5日までに分かった。海上を含めて客室129棟を設置する計画で、両村で500人の雇用も見込んでいる。

 計画によると、第1段階としてソネバは約200億円を投じ、2029年の開業を目指す。水上ヴィラと呼ぶ水上区画のコテージ23棟に加え、砂浜を臨む陸上区画に低層の客室106棟を建設する。

 伊是名村に属する具志川島は面積約0.47平方キロメートルで、かつてあった小学校も1970年に閉校し現在は無人島となっている。今年5月にシブダサニ氏が両村を訪れ、名嘉律夫伊平屋村長、前田政義伊是名村長(当時)と基本計画を推進することで合意していた。

 イギリス出身のシブダサニ氏が創業者のソネバグループは、環境に優しいラグジュアリーリゾートの開発・運営を強調し、雇用や農産物の調達など地域の利益に還元することを掲げている。
(増田健太)

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