沖縄県は16日、10歳未満から100歳以上の102人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。本島圏域の医療フェーズは4から3Bへと引き下げられた。マスク着用に関する新たな県の対処方針も発表された。死亡5人、クラスター8件も報告された。
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前週の同じ曜日に比べ57.5%(138人)減少した。入院中は102人でうち重症は0人。圏域別病床使用率は本島18.6%、宮古3.0%、八重山4.3%、県全体は16.0%だった。本島圏域の医療フェーズ引き下げに伴い、病床数は404床から280床に減少する。
県衛生環境研究所のゲノム解析で1月30日から2月5日に採取した48検体を調べたところ68.8%からオミクロンの亜系統が検出された。
県は児童生徒がマスクなしで卒業式に出席することを基本とすることを発表した。3月13日以降のイベントではマスク着用を個人の判断に委ねる方針も出している。
(金盛文香)
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