沖縄コロナ41人、2日連続で前週を上回る 県、春休みの人流増加に警戒呼び掛け(3月14日朝まとめ)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は13日、10歳未満から90歳以上の41人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。2日連続で前週の同じ曜日よりも増加した。県は卒業式や送別会など、時期的な人流増加との関連とみている。

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 年代別の感染者は40代が9人、30代が8人、10代と50代がそれぞれ4人だった。入院中は36人でうち重症は1人。圏域別病床使用率は本島が6.7%、宮古が0%、八重山が2.2%、県全体が5.7%だった。

 県は「陽性者の減少は弱まっているが、直ちに医療現場の逼迫(ひっぱく)につながる可能性は低い」としている。春休みの人流増加や変異株への警戒も呼びかけた。

(金盛文香)

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