迷子になった5歳児、一人でコンビニに 保護の店員に感謝状 沖縄・与那原署


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感謝状を受け取ったファミリーマート与那原店の長嶺良さん(左から2人目)と喜友名正代さん(同3人目)ら=5月26日、与那原署

 【与那原】沖縄県警与那原署(中村正喜署長)は5月26日、駆け込んできた児童や迷子を一時保護し、迅速に通報するなど児童の安全確保に努めたとして、子ども110番の家としても活動するファミリーマート与那原店の長嶺良さんと喜友名正代さんの2人に感謝状を贈呈した。2人は「日頃からスタッフ一同、来店者が困っていないかなど、表情をよく観察するように心掛けている。優しく話しやすい雰囲気づくりに取り組んでいる」と話し、受賞を喜んだ。

 与那原署によると、4月、公園で保護者と離れて迷子になった男児(5)が一人で来店した。異変に気付いた長嶺さんは一時保護し、警察に通報。無事に保護者に引き渡されたという。

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