国際通りの「デジタルサイネージ」始動 国内最大規模98台、観光情報やニュース発信 沖縄


国際通りの「デジタルサイネージ」始動 国内最大規模98台、観光情報やニュース発信 沖縄 国際通りで点灯するパワーグリッドビジョン=24日、那覇市の国際通り(小川昌宏撮影)
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 沖縄電力、那覇市国際通り商店街振興組合連合会、琉球新報社が推進共同体となって運営し、多彩な情報を発信する「国際通りストリートビジョン」の運用が24日、始まった。同日、オープニング記念イベントが那覇市のテンブスホールで開かれ、国際通り1.6キロの両側に設置された98台のデジタルサイネージ(電子看板)に明かりがともった。

 サイネージは歩行者目線で情報発信が可能なL字型のパワーグリッドビジョンと、街頭にちょうちんのようにぶら下がる立方体型のスカイキューブビジョンの2種類ある。98台を連動させた情報発信が可能で、国内最大規模の屋外サイネージとなっている。

 地域の観光プロモーションやイベント情報のほか、天気予報やニュース、エリアマップや災害時の情報発信など、多岐にわたる活用が見込める。

 取り組みは、街のにぎわいづくりや沿道環境の改善を目指したエリアマネジメント実証事業「沖縄振興ストリートビジョン基盤構築実証事業」として行われている。

(與那覇智早)

国際通りストリートビジョンの点灯セレモニーをする(左から)内閣府の工藤彰三副大臣、琉球新報社の普久原均社長、那覇市国際通り商店街振興組合連合会の真喜屋稔理事長、沖縄電力の本永浩之社長、那覇市の知念覚市長=24日、那覇市のてんぶす那覇(小川昌宏撮影)
国際通りで点灯するスカイキューブビジョン=24日、国際通り(小川昌宏撮影)