パリ五輪サッカー日本代表にGK野澤 沖縄出身で初 「責任にふさわしいプレーしたい」


パリ五輪サッカー日本代表にGK野澤 沖縄出身で初 「責任にふさわしいプレーしたい」 野澤大志ブランドン
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 パリ五輪男子サッカーの代表が3日発表され、沖縄県宜野湾市出身のGK野澤大志ブランドン(宜野湾中―第一学院高出、FC東京)が選出された。沖縄県出身者でサッカー五輪代表は初。

 野澤は会見で「本当に特別な瞬間で、すごくうれしかった」と喜びの雄たけびを上げた。五輪では「日本サッカーに貢献するため、その責任にふさわしいプレーをしていきたい」と意欲を語った。

 GKは野澤のほかに小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)が選ばれた。U―23日本代表の大岩剛監督は「このメンバーで一戦一戦を闘って決勝に進み、必ず金メダルをとってきたいと思う。選手全員に期待している」と抱負を語った。

 野澤は、昨年12月に初めてA代表に選ばれ、今年4、5月のU―23アジアカップパリ五輪アジア最終予選で1試合に出場した。J1のFC東京では今季12試合に出場し、3日時点でペナルティーエリア内シュートセーブ率がリーグ3位。6月の湘南戦では好セーブを連発して勝利に貢献した。(斎藤学)