デニー知事「県民の不安は増えている」 沖国大米軍ヘリ墜落20年 オスプレイも運用、事故続く 沖縄


デニー知事「県民の不安は増えている」 沖国大米軍ヘリ墜落20年 オスプレイも運用、事故続く 沖縄 玉城デニー知事(資料写真)
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 沖縄県の玉城デニー知事は、宜野湾市の沖縄国際大に米軍普天間飛行場所属のヘリコプターが墜落した事故から20年の節目となる13日、県庁で記者団に対し、2004年に事故を起こしたヘリCH53Eに加えて、事故後に構造的な欠陥が指摘されているオスプレイも普天間に配備されたことを踏まえ、「(オスプレイとヘリは)併用されている。県民の不安は増えていると言わざるを得ない」と話した。

 米軍のオスプレイは、昨年11月に鹿児島県の屋久島沖で墜落し、乗員8人が死亡した。玉城知事は「オスプレイには構造的な欠陥が明らかになっている。ヘリやオスプレイの運用でも事故が続いている状況から考えると、沖縄は依然として厳しい状況にある」と話した。