コストコ日本支社長「2店舗、3店舗目あり得る」会員数は国内トップ3に入る勢い　沖縄南城倉庫店が内覧会　24日朝オープン

　米国系会員制スーパー「コストコ」を運営するコストコホールセールジャパン（千葉県）は16日、沖縄初出店となる南城市の「沖縄南城倉庫店」を報道関係者に公開した。日本国内のコストコとしては35店舗目。24日午前8時にオープンする。　

　同社のケン・テリオ日本支社長が飲食料品や衣類、家電など日用品が並ぶ店内を案内した。売り場面積は1万503平方メートルで、薬局やタイヤ売り場、フードコートを併設。800台以上の駐車場を備える。

　広い店内には、家電から食品、生活雑貨、日用消耗品まで約3500点をそろえる。店内調理のアメリカンスタイルのピザや、定番のホットドッグ、ベーカリー売り場のマフィンなども人気という。

　南城倉庫店の会員数は非公表だが、日本国内の店舗の上位3位に入りそうな勢いがある。従業員300人のうち8割を県内から採用した。

　テリオ氏は「沖縄に出店するのは長年の夢だった。沖縄の人は米国の商材に慣れ、買い物や食生活のスタイルも近い。高品質で低価格の商品にワクワクしていただけると思う」と話した。

　今後、沖縄県内で店舗を増やす可能性については「ハワイにはいくつもコストコの店舗がある。沖縄でもこの南城倉庫店がうまくいけば、2店舗、3店舗目を展開する可能性はあるのではないか」と説明した。