働くマナーやハラスメント対応も 働く人のガイド本を作成・配布 沖縄県労福協


働くマナーやハラスメント対応も 働く人のガイド本を作成・配布 沖縄県労福協 ガイドブックを作成した県労働者福祉基金協会の岡野みゆき常務理事(右)と就労サポートセンターの與那覇悠さん=8月21日、那覇市の琉球新報社
この記事を書いた人 アバター画像 嶋岡 すみれ

 沖縄県労働者福祉基金協会(労福協)就労サポートセンターは、働く人のためのガイドブック「わった~社会人―働いている人、これから働くあなたに―」をこのほど作成した。希望者に無料で配布する。労福協のホームページからもダウンロードできる。約7年ぶりの改訂で、働く上での基本的なマナーや知識、困ったときの県内の相談窓口など仕事に関する最新の情報をまとめた。

 フルカラーのA5判で、全65ページ。あいさつや身だしなみのチェックなど働くときの基本的な礼儀や社会人として求められる行動の紹介から始まり、労働法や社会保険制度についてもイラストを交えてわかりやすく説明している。またセクハラやパワハラなどのハラスメントに関する問題や、産後パパ育休など、新しい制度についても盛り込んだ。

 同協会常務理事の岡野みゆきさんは「労働に関するトラブルは、法律や制度などを知らないが故に問題が起こってしまうということもある。これから働く人、今働いている人にも読んでもらいたい」と話した。

 問い合わせは同センター、電話098(860)7845。

 (嶋岡すみれ)