沖縄からのツアー客、搭乗情報「なし」 羽田空港の航空機炎上 名護高校サッカー部など延泊対応


沖縄からのツアー客、搭乗情報「なし」 羽田空港の航空機炎上 名護高校サッカー部など延泊対応 羽田空港での火災事故の影響で遅延などが相次ぎ、利用客で混み合うチェックインロビー。お詫びも掲示されていた=3日午前、那覇空港(小川昌宏撮影)
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 羽田空港での航空機炎上事故で、沖縄ツーリスト(OTS)、ジャンボツアーズ、JTB沖縄によると、沖縄県内からのツアー客の同機への搭乗はなかったことが3日、分かった。

 ただ、事故を受けて羽田ー那覇線の欠航が相次いだことで、ツアー日程の変更を強いられた事例が発生している。

 OTSは、2日夜に羽田からの便に乗る予定だった2団体77人に、延泊対応を行った。そのうちの1団体は名護高校のサッカー部選手団で、同団体は福岡経由で4日に沖縄に戻る予定となる。

 ジャンボツアーズは年末年始の関東や北海道方面の商品展開はなかったため、ツアー客への影響はない。担当者は「年末はアジアなど海外方面が多かった。今後のダイヤを見ながら、年明けのツアーを設定するかを考えていきたい」と話した。

 JTB沖縄では、事故を受けての顧客への影響はないという。担当者は「現在、グループ全体での詳しい情報を確認中だ」とした。

(與那覇智早)