イノシシ駆除 参加の男性が散弾銃で被弾し軽傷 石垣市・沖縄 


イノシシ駆除 参加の男性が散弾銃で被弾し軽傷 石垣市・沖縄  イノシシ(資料写真)
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 4日午後2時ごろ、新石垣空港付近の国道390号から西側1・5キロの牧草地で、イノシシを狩猟していた石垣市の契約社員の男性(57)に、一緒に狩りをしていた害獣駆除チームのメンバーが発砲した散弾銃の弾丸が当たった。男性は左腕に散弾が被弾し、軽傷を負った。市内の病院で手当てを受けたという。

 八重山署によると、男性は市内で活動する害獣駆除チームに所属し、8人で午前中から銃を用いた狩りをしていた。

 メンバーのひとりがイノシシに狙いを定めて撃ったが、散弾の破片1粒が男性に被弾したという。署は双方から話を聞くなどして当時の状況を調べている。

 市内では23年1月にも類似の事故が発生しており、署の担当者は「安全上の注意を払い、けがのないようにしてほしい」と呼びかけた。