沖縄伝統空手を正しく保存・継承することを目的とした「第9回世界武道祭」(主催・国際沖縄剛柔流空手道連盟)の技術講習会が24日、那覇市の県立武道館で始まった。27日まで。世界約40カ国から約700人が、高段者から指導を受けた。参加者らは、真剣なまなざしで指導者が示す手本の一挙手一投足から技術を学んだ。
山城勝也実行委員長は開会あいさつで「沖縄にはいちゃりばちょーでーという言葉がある。仲良く練習に励んで」と話した。オーストラリアから来たポーリック・ブレントさん(41)は空手歴23年で、同国で指導者をしている。「正しい姿勢や形、動きを究めたい」と語った。
(狩俣悠喜)
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