40代男性が1300万円被害 著名人かたりLINEグループへ誘導、SNS型投資詐欺 沖縄


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 豊見城署は11日、交流サイト(SNS)で株や暗号資産の売買に関する投資話を持ち掛けられた本島南部の40代男性が、現金約1300万円をだましとられるSNS型投資詐欺が発生したと発表した。

 署によると、インターネット上で著名人が主宰すると見せかけた投資講座の広告をクリックした男性に5月中旬、同著名人をかたる人物がLINE(ライン)上で接触してきた。その後、ラインのグループに誘導され、株式や暗号資産など投資に関する説明を受けたという。

 男性は取引担当とされる人物の指示で、ネットバンキングの取引用口座を開設。7月中旬までに投資名目で10回にわたって入金した。この間、取引担当とのやり取りの中で、利益を示すメッセージが送られてきていた。

 男性が口座から出金しようとすると、「納税する必要がある」と説明を受けたため、約100万円を入金した。しかし出金することができず、男性は署に相談した。

 署は「SNSを通じて知り合った相手から金や投資の話が出たら必ず詐欺を疑って」と呼び掛けている。