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宜野湾市長「跡地開発にシフトすべき」 辺野古代執行訴訟、県敗訴


宜野湾市長「跡地開発にシフトすべき」 辺野古代執行訴訟、県敗訴 松川正則宜野湾市長=2024年1月(資料写真)
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 【宜野湾】松川正則宜野湾市長は1日、米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、国と県が争っていた代執行訴訟で、県の上告を最高裁が不受理にしたことを受けて「国の代執行後、われわれとしては普天間の跡地開発にシフトしている。今回の結果を受けて、沖縄を豊かにするためにも、県と共に手を取って進めていければと思う」と述べた。

 宜野湾市は国が昨年12月に代執行に踏み切って以降、沖縄防衛局や国への要請で、跡地利用について国の積極的な支援を求めてきた。松川市長はこれまでの要請行動などについて触れた上で「市としては沖縄の発展を目指して動いてきた。県も早くから跡地開発へシフトすべきだ」と述べた。 

(名嘉一心)