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名護市長「一つの裁判結果として受け止める」 辺野古代執行訴訟、県敗訴


名護市長「一つの裁判結果として受け止める」 辺野古代執行訴訟、県敗訴 渡具知武豊名護市長=2023年12月(資料写真)
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 【名護】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡る代執行訴訟で、県の敗訴が確定したことを受け、渡具知武豊名護市長は2日、「一つの裁判の結果として受け止めている」とコメントを発表した。

 新基地建設の工事現場周辺地域については「市長の責務としては、久辺3区(辺野古、豊原、久志)をはじめとする住民の環境を守ることだと考えており、しっかりと対応していく」とした。

 渡具知市長はこれまでに、市が直接、地域の振興策などを話し合える協議体の設置を政府に要望している。

(金城大樹)