県議会は1日の米軍基地関係特別委員会(小渡良太郎委員長)で、米兵性的暴行事件に抗議する決議と意見書を4日の同委員会で採択する方針を確認した。10日の本会議で全会一致での可決を目指す。
現在提示されている意見書案は昨年12月の米兵少女誘拐暴行事件が対象となっており、その後に報道などで明るみになった5月の米兵女性暴行事件などへの言及がないという。
この日の軍特委ではそれらの事件についても「県議会として意思を示す必要がある」との指摘が委員から上がった。
4日に開く軍特委に向け、各会派で文案調整を進めていくことを確認した。
先議案件の審査や代表質問のため10日に開かれる本会議での可決を目指していく。
(知念征尚)