沖縄本島北部に建設される新テーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)」の全体イメージ(ジャパンエンターテイメント提供)
與那原 采󠄀恵 沖縄総合事務局は7月31日、県や県警、県バス協会など関係機関と構成する沖縄地方渋滞対策推進協議会を那覇市内で開いた。2025年夏に本島北部で開園予定のテーマパーク「ジャングリア」の開園に伴う交通渋滞対策の検討状況なども報告された。
ジャングリアの開園に当たっては、国や県、周辺市町村、事業者などでワーキンググループを開催し、渋滞対策や交通計画などの意見交換を行っている。現在検討中の渋滞対策としては、テーマパーク入口の県道84号への右折帯設置や、名護市内や大型ホテルからのシャトルバス運行、駐車場混雑情報の提供などがあげられた。
県バス協会の山城克己会長は、周辺道路の車線数などから、バス同士がスムーズに交差できる環境ではないとし「現状の(道路の)ままでは、テーマパークまでバスを運行するのはとても厳しい」との見解を示した。沖縄総合事務局の担当者は、周辺市道や村道における課題は把握しているとし、課題解決にむけて今後検討していくと述べた。 (與那原采恵)
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