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沖縄振興策への影響「何ら変わりはない」 「平和への思い強い総理」岸田首相の総裁選不出馬で自見沖縄相


沖縄振興策への影響「何ら変わりはない」 「平和への思い強い総理」岸田首相の総裁選不出馬で自見沖縄相 自見英子沖縄担当相(資料写真)
この記事を書いた人 Avatar photo 嘉数 陽

 【東京】岸田文雄首相が自民党総裁選への不出馬を表明したことを受け、自見英子沖縄担当相は15日の記者会見で、今後の沖縄振興への影響について「何ら大きな変わりはない」と述べた。

 自見氏は、岸田首相が沖縄担当相を務めていた経歴や、被爆地の広島出身であることなどに触れ、「大変平和への思いが強い総理大臣」と強調。その上で、今後の沖縄振興策への影響について「平和への思いを、それぞれの担当者がしっかり持つということ」が重要であり「何ら大きな変わりはない」と述べた。

 林芳正官房長官は同日の記者会見で、自身の総裁選への出馬を含めた対応について、終始コメントしなかった。同日の閣議では「(岸田首相から)『閣僚の中には総裁選に名乗りを上げることを考えている方もいると思う。気兼ねなく、堂々と論戦を行ってほしい』と発言があった」と述べた。

 (嘉数陽)