9月29日までの毎週水曜と日曜、沖縄県内の路線バスやコミュニティーバスに終日無料で乗れる「わった~バス利用促進乗車体験事業」が4日、始まった。玉城デニー知事も那覇市泉崎の那覇バスターミナルから県庁北口までの1区間、路線バスに乗って出勤した。
同事業は、交通渋滞の緩和に向けて、県民にバスに実際に乗ってもらい、バス移動の良さを知ってもらうことで自家用車から公共交通利用への転換を後押しすることを目的としている。
衆院議員時代以来、約6年ぶりにバスに乗ったという玉城知事は「外の風景を眺めながらの移動、バス車内の独特の雰囲気など、車で移動するときとはまた違った雰囲気を久しぶりに味わうことができた。今までバスに乗っていない、あるいは長らく乗っていないという人も、この機会にぜひ乗車してもらい、『今日、バスで行かない?』と呼びかけて、目的地への楽しいひとときをバスに乗って過ごしてほしい」と話した。