琉球新報が6~8日の期日前投票と投開票日に実施した出口調査によると、当選した佐喜真淳氏は推薦を受けた自民と公明の支持層を手堅くまとめたほか、無党派にも浸透した。桃原功氏は保守票を切り崩せなかった。
投票先を選ぶ上で重視した政策の中で最も高かったのが「地域の経済活性化」で22・8%、次いで「普天間飛行場移設問題」が21・8%、「子育て・若者支援」が15・3%だった。政党支持層別で佐喜真氏は自民の93%、公明の96%をまとめたほか、選挙戦の鍵を握る無党派層の51%に食い込んだ。
桃原氏は立民支持層の86・2%、社民支持層の100%から支持を得たが、無党派層は45%にとどまった。
出口調査は6、7日の期日前投票は宜野湾市役所で、投開票日の8日は長田公民館と真志喜中、大山小で実施した。計753人の調査票を分析した。
(梅田正覚)