県議会土木環境委員会(仲里全孝委員長)は9日、名護市の安和桟橋前で6月、ダンプカーと衝突した警備員の男性が死亡し、辺野古新基地建設に反対する市民の女性が重傷を負った事故について、同委員会で事故時の動画を確認し、周辺の安全対策について話し合うことを賛成多数で決めた。11日の委員会の途中で、非公開で委員のみが確認する。
9日の本会議終了後に開かれた委員会で、沖縄自民党・無所属の会の下地康教氏から、映像を確認して安全対策を話し合うことを求める動議が出された。意見が分かれたが、賛成多数で可決された。 (沖田有吾)