沖縄県功労者に12人、11月3日表彰


沖縄県功労者に12人、11月3日表彰 沖縄県庁本庁舎(資料写真)
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 県は25日までに、2024年度の県功労者12人を発表した。県の発展に寄与した人や県民の福祉増進に功績のあった人、県民の模範となる人に対して贈られる。表彰式は11月3日午前11時から、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれる。

 地方自治部門では、元県副知事で県立博物館・美術館の初代館長も務めた牧野浩隆氏(83)と、元県副知事の嘉数昇明氏(82)が表彰される。

 教育部門では、元県教育委員会委員長で県精神保健福祉協会会長を務めた中山勲氏(86)が選ばれた。

 文化・学術部門では、琉球料理保存協会理事長の安次富順子氏(81)、伝統芸能・工芸部門では、国指定重要無形文化財「琉球舞踊」保持者の渡久地美代子氏(87)が選出された。

 スポーツ振興部門では元県剣道連盟会長の大城武則氏(85)と、アマチュアゴルフプレーヤーの仲村清雄氏(77)が表彰される。

 社会福祉部門では、勢理客福祉会理事長の比嘉富子氏(82)、県立南部医療センター・こども医療センターの初代院長などを歴任した安次嶺馨氏(82)、元宮古島地区交通安全協会会長の宮里敏男氏(82)が選ばれた。

 観光振興部門では元県酒造組合連合会会長の佐久本武氏(80)、平和・人権推進部門では対馬丸記念館語り部の照屋恒氏(84)に表彰状が贈られる。

(石井恵理菜)

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