【沖縄】コーヒー焙煎の日本代表として11月17日から20日まで台湾で開催された「WCRC」(ワールドコーヒーロースティングチャンピオンシップ)に出場した、沖縄市のコーヒー専門店「豆ポレポレ」の仲村良行代表取締役(43)が4位に入賞した。
仲村さんは17年の同大会では2位に輝いた。それだけに「今回は優勝を目指していた」と悔しさをにじませた。
今回は世界各国の代表20人が出場したが、表彰の舞台に立ったのは4人。仲村さんの安定した技術が高く評価された。
日本の大会で2度の日本一の栄冠を手にしたのは仲村さんが初めて。実績は関係者ばかりでなくコーヒーマニアにも広く知れ渡り、市パークアベニューにある店舗には連日、多くの人が訪れている。
「何よりもおいしいと言ってくれる顧客の笑顔が宝物」と仲村さん。加えて世界大会は技術や知識を吸収する場所で「チャンピオンへの挑戦はあきらめない」と大きな目標を見据えている。
(岸本健通信員)