車いす10キロ男子は山本、女子は濱川がV いとまん平和マラソン 5種目2838人が糸満路を満喫


車いす10キロ男子は山本、女子は濱川がV いとまん平和マラソン 5種目2838人が糸満路を満喫 一斉にスタートする第4回糸満平和マラソン13キロコースの出場選手ら=17日午前、糸満市西崎陸上競技場(ジャン松元撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 岩切 美穂

 【糸満】第4回いとまん平和マラソン(主催・同実行委員会、糸満市、市教育委員会、共催・琉球新報社ほか)が17日午前、糸満市西崎陸上競技場を発着点に開催された。障がいの有無や年齢にかかわらず誰もが楽しめる大会。参加者は海風に吹かれて糸満の港町を疾走し、糸満ロータリーや白銀堂など歴史ある町並みも眺めながら、爽やかな汗を流した。

 13キロ、車いす10キロ、5キロ、車いす5キロ、エンジョイ2・5キロの5種目に、2838人がエントリーし、薄曇りに時折青空がのぞく穏やかな天候の下、スタートを切った。競技部門の車いす10キロ男子は山本行文(熊本県)が28分54秒、同女子は濱川愛(那覇市)が34分42秒でそれぞれ優勝した。

 伴走者を含め5種目に2844人が参加、2599人が完走した。完走率は91・39%だった。