21日は「もずくの日」。県内各地の漁港や商業施設などでモズクのPRイベントが開催される。モズクの養殖場が広がるうるま市の勝連半島沖では、朝から漁船が並び、海人(うみんちゅ)らがモズクの収穫作業に追われている。
県もずく養殖業振興協議会によると、今年は天候に恵まれ、地域差はあるものの県全体でモズクの生育状況はおおむね良好。2024年の目標生産量の1万7千トンを上回る見込みだという。県産モズクは新型コロナウイルス禍の影響を受け、一時、ホテルや飲食店などで消費が大きく落ち込んだが、現在は回復に向かっていて、各漁協は販路拡大に取り組んでいる。
(高辻浩之)